ドライブレコーダーはどのように取り付けていますか?
取り付けるのは難しそうと思う方も多いはずですが、意外と簡単に取り付けることが可能なんです
ドラレコの取付場所は、シガーソケットからつける場合と配線から直接つける場合があります。
誰でも簡単に取り付けることが出来るので、ドラレコ購入の際はお試しあれ
ドライブレコーダーは、交通事故が起きてしまった場合、事故の状況が映像や音などの証拠として残せるとても便利なものです。
今話題の「あおり運転」も証拠として記録しておけるので付けておいて損はありません
ドラレコを購入する場合どのようなものがいいのか分からないですよね
ここではドラレコを選ぶ時の3つのポイントについてご紹介いたします
ドラレコによって録画できる範囲が異なります。
どこを録画したいかで選ぶものが変わってきますので自分に合ったものを選びましょう
前と後ろの2カメラで撮影。
前方と後方を撮影することで、運転者の目線と後方からの追突を記録することが出来ます。
運転者の視覚となる部分や左右からの割り込み・接触の予防対策に便利です。
また、車内の様子も撮影することが出来ます。
前方のみを撮影。
広い範囲を撮影したいのであれば、広いタイプを選ぶのがおすすめです。
画素数が大きいほど鮮明に記録することが出来ます。
事故が起きた時、ナンバープレートを認識することができると身元を特定することにも繋がります
※フルHDで約200万画素数以上を選ぶのがおすすめです
トンネルの出入り口や夕方になり暗くなってくると、画面が白くなり白飛びしてしまいます。
そのようなことを防ぐためにも、画像補正付きがおすすめです。
※弊社、在庫車のナンバープレートを使用しています。
夜間や暗い場所では、どうしても映像が暗くなってしまいます。
事故が起こるのは夜間の方が多く、鮮明に撮影されていないと困りますよね
夜間機能は、暗い場所でも少ない光を拾って、鮮明に映像を記録する機能です
ドラレコを取り付ける場合、ソケットで簡単に取り付ける方法を始め、ヒューズや既存の配線から分線して取り付ける方法などがあります。
ソケットに取り付けるため、差込口が一つだと携帯電話を充電することが出来ないので、左の写真のように複数の差込口があると便利です!
今回は、KENWOODのドライブレコーダーを使用します。
後付けソケットはしぼりがあると外れる心配がありません!
車種は、29年式のタントに取り付けます。
シガーソケットから取り付ける方法は、初心者でも簡単に取り付けることが出来るのでとても便利です。
特に加工する必要もなく、付属のコードを差し込む簡単な作業なのです
しかし、ソケットは一か所しかないので、スマートフォンを充電したり、ポータブル電源に利用したりするのであれば差込口が足りなくなります
その場合には、差込口を複数に変えられる用品もおすすめです
まず初めに取付位置を決めます。
ドラレコにつなぐ配線を隠すために、スポンジの粘着テープを配線に巻き付けます。
車の天井には、少し隙間があるのでそこに線を隠します。
スポンジのテープを巻き付けることで、天井の隙間から落ちにくくなります。
横部分はパネルの隙間に押し込みましょう。
横に配線を下ろします。
グローブボックスの下にあるカバーを外し、配線を隠し、余ったコードは結束バンドでまとめておくとスッキリします。
※カバーが無い車もあります。
最後にソケットを挿すと完成です!
今度は後付けシガーソケットを車内のヒューズボックスから電源を取ってつける場合の解説です。
後付けシガーソケットの場合でも、配線の隠し方までは上記と同じです。
(本格的に配線を隠す場合は後に掲載の「車の配線から直接つける場合」をご確認ください)
ヒューズボックスの場所は、運転席の下やグローブボックスの奥、助手席側にあります。
今回は、グローブボックスの奥にある場合についてご紹介します。
グローブボックスの奥にヒューズボックスがありますので外しましょう。
左右に押して手前に引くと外れます。
作業中は必ず車の電源を切っておきましょう
左側にある黒いボックスがヒューズボックスです。
車によってACCの部分が異なるので車ごとに調べる必要があります。
「ACC」と書かれているのがドラレコをつなぐ部分になります。ACCの見つけ方としては、ダッシュボードの裏やカバーなどに書かれている図を見ると分かります。
下の写真の通りの配置に並んでいるので左上から二番目がACC(5A)になります。
「Aはアンペア」の事で電流を表します。必ず純正のアンペアに合わせた部品で取り変えてください。
「LOCK」:キーの抜き差しが出来るところ。
「ACC」:アクセサリ、ナビなどの機能が使えるところ。
「ON」:電源は全て接続され、エンジン始動のセルモーター以外のすべての機能が使える。
「START」:セルモーターを回し、エンジンをかける。
ACCとは常に電気が通っている電源ではなく、車のエンジンを入れたときに通る電源の事です。
車種によっては、ACCが常に電気が通っている電源であることがあるので、それを確かめるための点検をします。
※常に電気が通っている電源とは…エンジンをかけなくてもつくルームライト。
電気が通っているかを確認するために、鍵をACCの位置に回した時と回していない時の違いをテスターで確認します。
電気が通っていたら赤く光る簡単な物でも大丈夫です。
黒色がマイナス極なので金属部分に、赤色はプラス極なのでACCの金属部分に接触させる。
これで、鍵をACCの位置に回したときの針が動くと◎
今回実際の写真はありませんが、下の写真のようにボルトに挟み込んで接続します。
ボルトを緩めて挟み込めばOKです。
ボルトを緩める際にレンチがあれば作業が楽にできます!
※塗装有の金属部分にはマイナス電気はとおっていないので出来るだけ鉄がむき出しのフレームなどに取り付けます。
ソケットを差し込んで線をまとめた後、元に戻せば出来上がりです。
それでは本格的に取り付ける方法で配線から直接電源を分岐して取り付ける方法をご紹介します。
今回は電源元からドラレコまでの配線も出来るだけ綺麗に隠せるようにパネルも外して取り付けます。
ちなみに大嶋カーサービスでは、主に部品を分解して配線を見えなくしています。
始めにドライブレコーダーの取付位置を決めて、フロントガラスに接着させます。
取り付ける前に必ず汚れや油分をガラスクリーナーでしっかり拭き取ります
ドア横のゴム部分は差し込んであるだけなので、引っ張ると簡単に外れます。
窓側の部分(Aピラー)はクリップで止まっているので引っ張ると取れます。(車種によっては非常に硬いので内張りはがしなどを使って外します)
ダッシュボードの下と上の写真で配線を出している位置はつながっているので、そこから配線を出してドラレコを取り付ける部分まで線を伸ばします。
最初の解説と同じく天井の隙間に配線を隠した後、先ほど外した窓側の部分に配線を通してスポンジテープなどで固定し分解した部分を元に戻します。
車の配線から直接つける為にセンターパネルを外さないといけないので、まずはシフトレバーを下まで降ろして取ります。
パネルの取り外しは車種によって異なります。
車種別の取り外し方法は車種と型式で検索してみたり、パイオニア株式会社が提供している「車種別JUST FIT取り付け情報」で確認してみてください。
エアコンのスイッチを引っ張って取り、ねじを外します。
するとついていた部品がごそっと取れるのです。
電気が流れているハザードランプスイッチとエアコンのスイッチのカプラーを外してから取り外します。
※今回のタントは上記の丸がしてある部分は、9つのクリップがついており、そこを外すと外れます。
次に、モニターを固定している4つのねじを外してモニターを引っ張り出します。
赤色の配線がACCですが、既にナビの接続で枠が埋まっているので、赤色の「エレクトロタップ」を取り付けて接続します。
※ここでもACCで間違いないか検電しておくと確実です。
エレクトロタップとは、配線の分岐や、純正配線からの電源取り出しに使われる「配線分岐用のコネクター」のこと。
今回の後付けシガーソケットにはギボシが付いていましたが切り落とし、エレクトロタップで取り付けます。
モニターの金属部分にアースを取り付ければ接続完了です。
取付作業完了後には、必ずドライブレコーダーがしっかりと起動するか確認しましょう
ドライブレコーダーを取り付けるのは難しいことだと思われがちですが、初心者の方でも簡単に取り付けることが出来るのです。
ドラレコには種類があり、自分に合ったものを取り付けることが出来るのでしっかりと見比べてみてください
自分で取り付けるのが不安な方はプロに依頼するのも一つです
何か困ったことがあればご連絡くださいませ。
株式会社大嶋カーサービス 福知山店 0773-22-1300